中古のDSソフトが認識されない!カセットではなく3DS本体が原因かも?
元々、DS本体がデリケートなようで、カセットの金属端子が少し汚れているだけでも、「ゲームがはじまらない」「ソフトの画面が出てこない」なんてことはよくあります。
特に中古で買った昔のDSソフトになると、汚れもあるし金属端子が劣化していることもあって、かなり高い確率でゲームが始まりません。
何度も抜き差しを繰り返し、やっと認識されたと思ったら、「ゲームカードが抜かれました」と画面に表示され、 フリーズ(ゲームが途中で止まってしまうこと)することもあります。
そんなときやるのが、DS本体のカセット差し込み口に「フーフー」と息を吹きかけること。
ファミコン世代の人なら、みんな知ってる方法ですね。
原理は、「中に詰まったホコリが吹き飛ぶこと」と「息に含まれた水分が金属端子部に着いて、一時的に電気の伝わりが良くなるから」と言われています。
たしかにこれをやると、ほぼ100%の確率でゲームが認識されるようになります。
しかしこの行為が、「DSソフトが認識しない」という原因になるようです。
以前、任天堂が公式動画で次のように注意を呼びかけました。
ファミリーコンピュータが発売されていた当時、カセットの金属端子部に息を吹きかけ、ほこりを飛ばす行為が全国的に広まりました。しかし、現在ではこの行為は、サビによる故障の原因となることが分かっております。
金属端子部にサビが発生する現象はニンテンドーDSのソフト等でも起こるため、任天堂では、金属端子部に息を吹きかけないよう注意を呼びかけています。また、ほこりや汚れが気になる場合は、別売りのクリーニングキットを使用する事を推奨しています。
つまり、「ふーふーすると錆びて壊れるからやめて」という事です。
しかし、「ダメ」と言われてやめるか?
…止めないですよねぇ。
だから、中古で出回っているDS本体には、任天堂の言う通り、「フーフー」しすぎて端子部分がサビてしまい、カセットが異常に認識しにくいものがあるかもしれません。
とはいえ、それを事前に見極めるのは難しいので、保証書で購入日を確認するなど、できるだけ新しいDS本体を選ぶしかないでしょうね。