海外版の中古3DS・2DS・DSiには注意！
ニンテンドーDS/3DS/2DSは、日本だけではなく海外でも販売されています。
ところが、DSi以降のDSには「リージョンロック」というプロテクトが掛けられており、「日本」で発売されたDS本体は「日本」で発売されたソフトしか使えないし、「アメリカ（北米版）」で販売されたDS本体は「アメリカ」でしか使えない仕様になっているのです。
つまり、誤って海外版の中古3DSやDSi本体を購入してしまうと…日本で発売されてたDSソフトは一切起動できない！ということになります。
| モデル | リージョンロック | 互換性 |
|---|---|---|
| 初代DS | なし | 日本のDSソフトも海外のソフトも使える |
| DS LITE | ||
| DSi、DSi LL | あり | 日本で発売されたDSソフトは、日本のDS本体でしか遊べない |
| 3DS、3DS LL | ||
| new 3DS、new 3DS LL | ||
| 2DS |
そもそも、なぜそんな面倒な仕様になっているのかというと…
例えば、海外版のソフトには日本では禁止されているような暴力的なシーンも含まれたままになっているのです。
もし、そんなソフトが日本国内で流通しまって、子供たちの手に渡ってしまったら困りますからね。
あとは「日本版よりも海外版の方が安い！」と言って、海外版のDSが購入されるのを防いだり、日本ではまだ発売されていないソフトが、海外からの輸入によって流通してしまうのを防ぐ為。
日本版と海外版の見分け方
- DSi、3DS → 裏面の注意書きが日本語表記ではなく、英語表記
- DSi LL、3DS LL、2DS LL → 海外では、LL版は「3DS XL」「DSi XL」「2DS XL」と表記してある
- 2DS → 見た目の大きな違い無し
オークションなどでは注意書きが少ないので、間違って購入してしまわないようにご注意を。
↑画像（クリックで拡大）は、実際、ヤフオクに出品された商品です。
商品名には「海外版」と書いてありますが、海外版ソフト以外使えないことは、商品説明に小さい文字で書いてあるだけです。